筆界特定制度

土地のトラブルかいしょう

困ったときの筆界特定制度
こういったお悩みはありませんか？

こんな時のために 筆界特定制度

• 法務局内の資料は隈なく活用できる。
• 裁判よりも短期で決着が望める（12か月～18か月）。
• 原告・被告といった対立構造にならないので、隣人関係の悪影響が少ない。
  ※筆界確定訴訟を利用した場合、双方に代理人が付き、境界紛争となる。ただし、代理人同士で和解もしやすくなる。
• 筆界が特定されると申請人と隣人へ筆界特定書の写しとその内容が通知される。
  そして、その資料が法務局に保管され誰でも見ることができる公的資料となる。

• 筆界特定結果は申請人が考えた通りになるとは限らない。
  結果に不服がある場合、最初から筆界確定訴訟をしなければならない。
• 不利な境界線できまることもあり、境界線が確定したのちには覆すのはかなり難しい。
• 筆界特定で境界線が確定しても、その位置にコンクリート杭などの境界標が設置されるわけではない。
• 申請人からすると費用は一概に安いとは言えない。
• 所有権に関する筆界線には関与しない。
• 最終的に特定される筆界が線ではなく、範囲（面）の場合もある。
  ※筆界特定が範囲の場合、地積更正登記ができない。
  ※売買等、契約条件が地積更正登記までの場合、目的が達せられない。

ただし、筆界特定制度がそぐわない事案もございますので、
事前に土地家屋調査士にご相談ください。

近隣とのコミュニケーションを絶やさない!!

境界のトラブルは、近隣との人間関係が大きく影響するということです。ふだんからお隣の方とのコミュニケーションが良好であれば、境界トラブルに発展する以前に解決できることが多いように思います。日頃から挨拶や声かけ、ちょっとした会話や気づかいなどが、境界トラブルをまねかないための自己防衛ともいえるでしょう。あなたが気に入らないということは、お隣も気にいらないと思っているかもしれません。

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